肥料の話(基本)
今回は肥料の話です。
植物にも人間と同じように三大栄養素があります。
植物の三大栄養素は窒素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)です。
それぞれには役割があります。
・窒素(N)には葉や茎をつくる働き
・リン酸(P)には開花や結実を促進させる働き
・カリウム(K)には根の成長を促進させ、植物の免疫を高める働き
それらに次いで重要な栄養素がカルシウム(Ca)・マグネシウム(Mg)で
あわせて五大栄養素ともいわれています。
・カルシウム(Ca)は根の発育を促進し、土壌酸度を調整する働き
・マグネシウム(Mg)にはリン酸の吸収を助ける働き
肥料を見ると8-8-8や6-10-5などと表記されていますが、
意味は8-8-8でしたら窒素8%、リン酸8%、カリウム8%含まれていますよということになります。6-10-5でしたら窒素6%、リン酸10%、カリウム5%含まれていますよということになります。
もし肥料は何をあげたらいいかわからなければ8-8-8が比較的失敗がなく使える肥料でおすすめです。
花の肥料の場合はリン酸が高くマグネシウムが配合されているマグアンプなんかがおすすめです。植物によって何が最適か探っていくのもおもしろいかもしれませんね。ぜひいろいろ試してみて自分のお気に入りの肥料を見つけてみてください。